技能検定2級 機械・プラント製図試験について、攻略記事を書いてみようと思います。
筆者は2020年度に受検して、1発で合格することができました。
今後受検される方の参考になれば幸いです。
勉強時間
勉強時間は以下の通りです。
実技:100時間
(内訳:7月頭~試験までの毎週土曜日、約20回練習したとして80時間、自己チェックなどの時間を含めると上記の時間になるかと思います。)
学科:10時間
実技試験が終わってからで間に合いますが、1週間みっちりやらないと厳しいです。
過去問は可能な限りの年数解いた方がよく、3年程度では不安が残ります。
勉強方法
実技、学科とも過去問をひたすら解いていきます。
実技
技能検定の受検が初めてという方で、部品の抜き出しが難しく感じる人は、課題図と解答図を見比べてみるとよいです。問題図の指示通りに書くとどうなるか、始めのうちはなかなか想像しづらいかと思います。しかし、これも過去問を繰り返し解いていくうちに傾向がつかめてきます。業務で2Dの設計や製図をやっていないと苦労しますが、練習すれば解けるようになります。私は始め、古い年度の過去問をトレースすることから始めました。トレースをする際作図スピードを意識されると思いますが、寸法を探す時間なども含まれるので純粋な操作スピードは測りづらいです。なのであまり目標時間にとらわれすぎなくてよいと思います。
時間配分
①問題文を読んで、指定のあるボルトサイズや重要寸法、幾何公差、仕上げ記号などを課題図に書き込んでいく。30分
②採寸 30分
※色塗りについては、全て塗る必要は無いです。わかりづらいところをなぞってみたり、書くのを忘れてしまいそうな座などを塗る程度でよいです。メインのフランジなどはあまり忘れないでしょう。色を塗りすぎると、線(線種)が見づらくなるデメリットもあります。
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