技術士一次試験(機械部門)に2023年に合格したので勉強方法やおすすめ参考書をまとめてみました。
かろうじて高卒程度の学力の私でも独学で1発合格できた方法を伝授します。受験される方の参考になれば幸いです。
ちなみに筆者は機械設計技術者試験2級と同年に受験して、どちらも1発で合格しました。
技術士一次試験の勉強時間としては、トータル100時間未満でギリギリ合格でした。
試験科目
・基礎科目・適正科目・専門科目の3科目からなります。
試験科目 | 試験内容 | 問題数 | 合格点 |
---|---|---|---|
基礎科目 | 科学技術全体にわたる基礎知識を問う問題 | 5分野から各6問ずつ出題される。各分野から3問を選んで回答し、計15問を解答する 【15点満点(1問1点)】 | 8点 |
適正科目 | 技術士法第四章の規定の遵守 に関する適性を問う問題 | 15問出題され、全問解答する 【15点満点(1問1点)】 | 8点 |
専門科目 | 当該技術部門に係る基礎知識 及び専門知識を問う問題 | 35問出題され、25問を選択して解答する。 【50点満点(1問2点)】 | 26点 |
上記の通り、合格基準は各科目50%です。
関数電卓は使えないので注意
四則演算(+-×÷)、平方根(√)、百分率(%)及び数値メモリのみ有するものに限られます。
今時コンビニや100均などで手に入る物で十分かと思います。
基礎科目、適正科目
基礎科目と適正科目は、市販の問題集と公式HPに掲載されている15年分を解いたのみです。
基礎科目は結果的に一番ギリギリでした。そもそも合格点+αの勉強しかしていませんでしたので当然ですが、一歩間違えれば不合格だった可能性があります。時間がある方はできる限り余裕をもって合格点をとれるまで準備しておいた方がよいです。
基礎科目の勉強時間は夏休みに5日間程度と、試験前1週間に集中的にやりました。
適正科目は、始め基礎科目を解いた後に過去問15年分をほぼ1周解いたのみです。1周めの序盤は合格点に若干足りない年度もありましたので、その年度は1周した後に再度解きました。
参考書はおなじみの「技術士一次試験 基礎・適正パーフェクト」を使いました。
参考書のリンクは後ほど貼ります。。
あとは、下記のYouTubeチャンネルで勉強しました。
手元解説をされており簡潔な為、問題集の解説を目で追うだけでは頭に入ってこない場合非常に有効です。
専門科目
機械部門は専門科目の参考書がありますので、まずは参考書を1周さらっと確認しました。1ヶ月程度かかったでしょうか。その後、HPの過去問15年分を合格点に到達するまで繰り返し解きました。
過去問を解いてわからなかった所は技術士のたまごさんや、参考書の解説を確認しました。
参考書は「技術士一次試験 機械部門 合格への厳選100問」です。
参考書のリンクは後ほど貼ります。。
以上私が技術士一次試験を独学1発、100時間未満で合格した勉強方法になります。
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