概要や受験資格、実施日などの詳細は公式HPを確認してください。
※どんなものにも言えますが、個人ブログは情報が古い場合や誤りを含む場合があります。
勉強時間
かろうじて高卒程度の学力だった私は、
約300時間程度かかりました。
過去問は10年分解きました。
過去問は問題集を自費で購入したのと、
会社に保管されていたものを使用しました。
勉強開始は3月頃だったかと思います。
学力に自信が無い方は早めに始めるべきです。
私は9時から21時まで仕事の毎日でしたので、平日は1時間できれば御の字、8月以降の土日は最低4時間、可能な限り勉強にあてていました。
勉強方法
過去問をひたすら解きました。
まず最新の過去問を解いてみて、どのような問題が出題されているのか把握します。
この時、正答率や時間は全く気にする必要ありません。
私も最初は全く解けませんでした。
ですが、複数年分を繰り返すうちに解き方を覚えられるようになりました。
初学者の場合、10年分を最低3周は必要かと思います。
自費で購入するとなるとかなり費用がかかってしまいますが、
資格を取得する為に必要な出費は割り切った方が効率的です。
過去問がそれほど入手できなければ、参考書は
「わかりやすい機械教室 材料力学 考え方解き方」
「技術士一次試験(機械部門)合格への厳選100問」
などがおすすめです。
過去問がそのまま出ることはほぼありませんが、
古い過去問(5年、10年前)の類題が出題されることは全級で多々あります。
逆にいうと、1年前の過去問などはまず類題が出ないので、流す程度でよいかもしれません。
(余談ですが、3級→2級、2級→1級などのように、直近の前後の級の類題が出題される場合もあります。余裕がある場合、取り組んでおくとステップアップもスムーズになります。)
取れる問題を確実に取れるようにする
範囲がとても広いので、基礎から固めようと参考書を頭から解き始めてはいけません。
過去問の解説を読んで、少し頑張れば覚えられそうだなという問題を重点的に覚えます。
優先順位としては
機械製図→工業材料、工作法→機構学→材力、機力→流体、熱力→制御工学
といったところでしょうか。
製図は満点を狙いましょう。実務にも役立ちます。
計算科目を先に始めるのが効率的だという記事をよく見ます。
私もそうだと思います。
ただ、計算が難しく進捗が悪い場合の息抜きとして暗記科目を進めるのもありだと思います。
時間が経つと忘れてしまうのは最もですが、繰り返し目に触れるスパンを短く、回数を増やしていけば最初に取り組んだ分は決して無駄にならないと思います。
制御工学は、難しい計算が多いのでほとんど捨てていました。
ただし、語句問題が出たらチャンスなので過去問の分は最低限覚えておきましょう。
合格ライン
公表されていませんが、概ね6割が合格ラインと考えていただいて差し支えないです。
6割を下回る場合でも、相対評価により合格の可能性はあるようです。
(毎年難易度に差があるなかで、合格率を3~4割に保つため。)
会社の先輩にも、「半分くらいで受かった」と言う人も数名います。(各級)
試験当日
関数電卓の持ち込みは可能です。
試験開始後、40分経過すると途中退室可能になります。
(ただし、途中退室した場合はその時限で再び席に戻ることはできません。
手洗いに行き、戻ることは可能です。)
水分補給も可能なようでした。
最後に
この記事を読んだ後、すぐに過去問を解き始めることができれば
合格へ近づくこと間違いなしです!
道のりは長いと思いますが、努力されたことが必ずあなたの支えになります。
あなたが合格されることを心から願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント