機械設計資格Tier

資格

今回は、私が今までに取得した機械系に関する資格の中でTier表を作ってみましたので公開します。

人により様々かと思いますので、参考程度にご覧ください。

A+機械設計技術者試験2級
A-機械設計技術者試験1級
B+機械設計技術者試験3級
B+技能検定1級 機械・プラント製図
B-技能検定2級 機械・プラント製図
B-技術士一次試験(機械部門)

A+ 機械設計技術者試験2級

私は2級が1番苦労しました。人によります。私の場合は、並行して技術士一次試験の勉強をしました。2級と一次試験は4力の部分で出題が似通っているところがあり、相互に作用するなと感じました。

ですが勉強時間の割合としては体感、

(2級)9:(一次試験)1でした。

実際は2級400時間、一次試験100時間未満でした。2級は科目数が多く範囲が膨大です。2級を楽々受かれる人であれば1級も簡単なのではないか思います。

A- 機械設計技術者試験1級

全て記述式で計算問題も今までの集大成のような感じがしますが、計算の難易度としては2級の応用総合と大差が無いように感じました。その為、2級受験時に応用総合をしっかりと対策できており、2級合格直後の受験であれば比較的楽に合格できるかと思います。小論文や文章題も特段構える必要はなく、序論本論結論の型に当てはめて、自身の経験などを盛り込むことができれば十分かと思います。

B+ 機械設計技術者試験3級

こちらも範囲が広く、計算問題が年度によりかなり難しいので、暗記科目+αでなんとか合格しました。3級ですし国家試験でも無い為、簡単に思われがちですが全然そんなことはないと思います。3級が簡単と言える人は、難易度に大きな差の無い2級1級もサクッと受かれると思います。

B+ 技能検定1級 機械・プラント製図

長期間の練習が必要になり、精神的苦痛度で言えばダントツ1番でした。。。

業務で使用しているCADで受検できる人や、業務で2D設計/製図を行っている人からすると難易度は下がるかもしれません。

立体形状をイメージする力や、断面形状の見え方、課題図とは逆視点を作図する対応力などを訓練する必要があり、上記の計算系の試験とは別の難しさがあります。この試験は一度、3ヶ月程度の練習で挑んで不合格になったことがあります。。最終的には気合いで乗り切るしかないですが、努力したから必ず受かるわけではないことを学びました。

B- 技能検定2級 機械・プラント製図

2級は「鋳物」の為、形状が1級より難しいとよく言われます。その為この難易度としています。

十分対策をしないと合格するのは難しいと思いました。

B- 技術士一次試験(機械部門)

機械設計技術者試験3級よりはるかに楽に受かりました。一次試験を受験したのは2級と同年で、3級受験時は4力がほぼ初学だったこともあるかと思います。

専門科目は2級に受かる下地+過去問から少し突けば覚えられそうなところをつまんで、なんとか乗り切れました。(余裕はなかったです。)

一次試験は結果として、基礎科目が一番ギリギリでした。幅広い一般教養的な部分が足りず苦戦しました。適正科目は過去問だけで十分合格することができました。

まとめ

総じて、真面目に内容を理解しようとするとよく目にする偏差値順と同じかと思いますが、過去問対策が中心の勉強でどのくらい合格率を高められるかという観点では、個人的に上記のランキングになりました。あまりネットの偏差値や難易度に惑わされず、自身の実力や進捗を見極めて勉強計画を立てることをおすすめします。

挑戦のモチベーションUPや参考にしていただければ幸いです。

コメント

  1. SU-3200 より:

    Xからきました!私も勉強の身です。。。
    ちなみになんですが製図便覧でよく見るとこってどこですか

    • とけい とけい より:

      お返事遅くなり申し訳ございません。
      私が製図便覧でよく見るところは、
      溶接記号、はめあい、アングル等の寸法、材料の許容応力と安全率などですかね。

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